記事 英語 from 2月, 2011
アゼルバイジャン:絨毯から靴下まで
昨年、アゼルバイジャンの絨毯がユネスコの「人類の無形文化遺産」の代表リストに登録された。この出来事に、ブロガーたちの注目が集まっている。
中国: 60年間で最悪の干ばつ
中国の主な農業地域は、60年で最悪の干ばつに直面している。2011年1月28日に発表された政府統計によると、住人257万人、家畜279万頭が干ばつにの被害を受けている。 すぐに影響が現れたのは食料価格の上昇だ。実際、食料安全保障との関係から、国連食糧農業機関(FAO)は世界の穀物市場に注意を喚起する声明を発表した。
セルビア: 街を出よ、Facebookへ行こう
セルビアでも新学年度が始まろうとしている。現地の新聞はインターネット、ネットワークの負の側面について膨大な量の記事を書いている。近頃、セルビアの若者を対象としたFacebookの利用についての調査が公表された。その結果によると、しかし悪いことばかりではないことが分かってきた。
エジプト: ムバラク辞任への喜び広がる
ホスニー・ムバラクの辞任後、世界中から祝福の声が次々に聞かれる。可能な限りの平和的辞任を要求した18日間におよぶ抗議行動にも関わらず、辞任を拒否し続け、エジプトを30年間支配した独裁者が、ようやく辞任したのだ。
北朝鮮:麻薬の蔓延、10代の間でも
北朝鮮の消息筋や亡命者が、北朝鮮における麻薬の蔓延を証言している。直近の報告では、十代の間で麻薬は人気ある贈り物で、一般の中流階級の市民でさえもが頻繁に麻薬を乱用しているというのだ。
インドネシア:マイノリティ宗教の信者へ振り上げられる拳
インドネシアで、少数派の宗教団体イスラム教アフマディア派の信者たちが民衆から暴行を受け、数名の死者が出ている。ネット市民たちは政府に対し、少数派の宗教を保護するよう求めている。(注意:記事には凄惨な映像が含まれています)
イエメン:海外メディアに映らない抗議者たちの姿
世界中がエジプトに注目し、独裁者の追放に祝福の声を注いでいる中、イエメンの人々は助けを請い、メディアの注目を求めている。彼らは通りに繰り出し、アリ・アブドラ・サレハ大統領による統治の終結を叫んでいる。
ウクライナ:ネット市民、首都の混沌とした都市開発を批判
歴史的景観を誇る都市キエフで、今、混沌とした都市計画が進んでいる。本記事は、グローバルボイスの寄稿者Tetyana Bohdanovaが、キエフの都市開発に関してネット内外で巻き起こった議論や、問題解決にむけた取り組みをまとめたものである。
タイ、カンボジア:国境争いが激化
タイとカンボジアの国境争いがここ数週間のうちに激化している。両国間では銃撃が交わされ、前線にいる兵士たち数名が死亡、国境近くの村落は避難を強いられている。この記事では、バンコクとプノンペンのソーシャルメディアから得られた反応をまとめた。
「次はおまえだ、金正日!」朝鮮半島はエジプトを見守っている
エジプトの抗議運動のニュースは朝鮮半島にも届いており、韓国では、このニュースが、人々が無能な独裁主義政権に苦しめられている北朝鮮でも、大規模な反対運動を触発するのではないかと推測する声が上がっている。韓国は、民衆による抗議運動によって1980年に軍事政権を放棄しており、また、韓国人はエジプトの抗議者たちへのサポートを表明している。