記事 英語 from 12月, 2011
フィリピン:台風「センドン」の被害で政府が国家災害宣言
台風「センドン」の影響でミンダナオ島北部の多くの地域が破壊されたのを受けて、大統領は国家災害を宣言した。既に1000人以上が洪水により死亡し、さらに1000人が未だ行方不明である。市民メディアによる洪水被害の写真と報道を紹介する。
アフリカ:安らかに眠れ、死してなお惜しまれるスティーブ・ジョブズ
アップル社の共同創設者であり、会長であり、前CEOであるスティーブ・ジョブズが2011年10月5日に亡くなった。アフリカのブロガー達は、彼に追悼の意を表明した。
タイ:洪水の中を生き抜く独創性
タイの洪水状況は、水も引きはじめ状況はよくなりつつあるが、一方で、死者の数は現時点で600人を超えている。この水害は、過去50年で最悪の規模であるが、この洪水にうまく対処しようとする人々の姿に、創意あふれる生き方も見られる。
イギリス:77歳、インスピレーションに満ちた人生
Julie Kerteszは70歳でブログと写真を始めた。現在77歳の彼女は、世代に関係なく、活動的で充実した学びと実践の人生を送りたいと思う人にとっての手本である。Paula Góesがレポートする。
ブラジル:服役後の人生に生み出される機会
ロナウド・モンテイロは服役中に、仲間の受刑者と共にプロジェクトを開始し、彼の人生は変わった。さらに数年後の仮釈放から現在までモンテイロは少年犯罪者、拘留者、受刑者の社会復帰の機会を提供するNGOのまとめ役となっている。
シンガポール:出稼ぎ労働者の物語
シンガポールの外国人労働者の数は増加を続けているが、その労働条件や住宅環境についてはほとんど知られていない。3名のインターンが、繁栄するシンガポールの出稼ぎ労働者の話を知りたくて、「Made by Migrants」というプロジェクトを立ち上げ、2週間にわたり建設労働者の日常生活を記録した。
中国:台頭するも身動きとれず
中国の国境の85%は、政略的な観点から世界中が注目するホットスポットとなっている。ある著名な教授は、地政学的な問題に対処するためにも、中国が接する海へのアクセスなどは、中国の自由であるべきだと主張する。
エジプト:反政府勢力、内閣総辞職に冷めた反応
エッサム・シャラフ暫定首相率いるエジプト内閣が総辞職を申し出た。これに対し軍最高評議会(SCAF)は、総辞職を承認すべきかまだ決めかねている。タハリール広場の内外で発生しているデモ隊と軍・警察隊との衝突は今日で3日目に入ったが、内閣総辞職の申し出がこの場に新しい展開をもたらすことはなかった。デモ隊の要求はあくまでもSCAFの権力放棄と民政移管である。
南アジア:70億人目の子どもを祝福
2011年10月31日、世界はバングラデシュの首都ダッカで生まれた新生児Oishiを迎えた。彼女の存在は人々に特別なメッセージ伝えた。彼女はこの世界に、70億番目に生まれてきたのだ。同じく南アジアで生まれた2人の新生女児、スリランカのMuthumani とインドのNargisもまた世界で70億人目の象徴として祝福された。
カンボジア:過去10年で最悪の洪水
カンボジアはここ10年で最悪の洪水に見舞われている。政府は、ほぼ50万ヘクタールの水田が水没し、地域の食糧不足が懸念されると伝えている。この記事では、災害の状況をより詳しく伝える。