記事 英語 from 5月, 2012
台湾:故郷を愛する人々を襲う30年の『悪夢』
昨年日本で起きた 福島での原発事故 後、 台湾ではますます多くの人々が原発によって引き起こされるさまざまな問題に気付き始めた。最も深刻な問題の一つは、タオ族 が代々住み続けてきた 蘭嶼(台湾本島の南東沖にある周囲40kmの孤島)に貯蔵されている放射性廃棄物の問題である。
グアテマラ:地域活性化を手助けするペダル動力マシーン
グアテマラに本拠地を置くMaya Pedalは、中古自転車の新しい使い道を研究している団体である。修復可能な自転車は、グアテマラの道々で安価な交通機関として生まれ変わり、自転車としての役目を果たさないものは、水を汲み上げる、トウモロコシをすりつぶす、(材料を)かき混ぜる、ナッツの皮を除く、屋根瓦を作る、などの市民の日常仕事を手助けする機械へと変身する。
インド:タミル・ナードゥ州の反原発運動への弾圧
インドのタミル・ナードゥ州のクダンクラム原子力発電所の稼働開始に対し、抗議の声が高まっている。地元政府は抗議活動を弾圧して大勢を拘束する一方、原発周辺での集会を禁じるなどしてさらなる抗議活動へのけん制を強めている。
ジャスティン・ビーバーは、地理の勉強が必要?
新曲の製作過程について話している中で、ビーバーは、「どこかよく知らない国」でレコーディングをしたと発言した。 「どこかよく知らない国」とはインドネシアのことであった。多くのネチズンや、地元のファンまでもがこの発言に憤慨した。
中国:絶滅の危機に瀕するスナメリ、その死の理由は?
2012年3月以降、湖北省および湖南省にある洞庭湖で12頭を超すスナメリの死骸が見つかっている。スナメリはジャイアントパンダ以上の希少種だ。中国のミニブロガー達は状況の最新情報を交換しながら、絶滅の危機に瀕しているスナメリの死の理由を究明しようとしている。政府がいまだ死んだスナメリの数を確認せず、救済計画も発表していないためだ。
シリア:活動家のRima Dali 、殺りくの終わりを訴えダマスカスにて逮捕
「殺りくをやめろ!私たちはすべてのシリア人たちのために国を築き上げたいんだ!」これらの言葉は、Rima Daliが逮捕される直前である4月8日の日曜日に、ダマスカスにあるシリアの人民議会議事堂前で持っていた旗に書かれていた言葉と同じものである。
パキスタン:我々の土地にゴミを捨てるな!
パキスタンは過去数十年、プラスチックや医療用廃棄物のゴミ捨て場となっている。この国の人々はそのことに無関心だったゆえに、長い間有害な病気にさらされ続けているのだ。Faisal Kapadiaがネチズンの反応を紹介している。
中国:キーワードフィルタリング開発、内部者の複雑な心境
これは、とあるプログラマーが、携帯電話フィルタリング開発における、自身の経験について綴った心境である。
イラン:政治犯のための、怒れるグラフィティアート週間
2012年4月、イランの政治犯に敬意を表しステンシルで絵を描こうという、Facebook発の呼びかけがあった。 それは私たちがオンライン上で見慣れるようになってしまった政治犯の顔を現実世界に届けるものとして、世界中で広く支持された。
ハンガリー:今も進行中のもう1つの環境破壊
2010年10月、コロンタールの赤泥貯水池は、近年のハンガリー史上最悪の環境災害を引き起こした。Atlatszo.hu とGreenpeaceは現在、アルマスフュズィトにある有害廃棄物処理のため使われている貯水池に注目している。そこからスポンジのように漏れ出す汚泥は、すでに甚大な環境被害と健康被害をもたらしている。