記事 フランス語 from 1月, 2011
チュニジア:自由の喜び以上の不安感
2011年1月14日に、ザイン・アル=アービディーン・ベン=アリー大統領が、20年以上独裁した自分の国から突如逃亡した。チュニジアの人々は、新しい独立の夜明けを祝い街に繰り出したが、喜びはすぐに治安の恐怖へと変わった。各地の主要都市で暴れ回ったり、店や住居から物を略奪したり、所有地や建築物を放火したりと、様々な破壊行為のニュースが広がった。チュニジアの人々がブログで心境や体験を告白している。
チュニジア:失業中の男の自殺未遂が暴動に火をつける
失業中のチュニジア人が仕事のない現状への抗議として焼身自殺を図った事件が、現地に暴動の波を、ソーシャルネットワーク上に連帯と支持を広げている。
チュニジア:喜ばしいベンアリ政権の終焉
4週間にわたる国民の抗議運動の末、チュニジアのザイン・アル=アービディーン・ベン=アリー大統領が金曜に出国し、23年の政権に終止符を打った。政府当局は非常事態を宣言し、モハメド・ガンヌーシ首相が暫定大統領として就任することを同氏が国営テレビで発表した。これらは首都チュニスの中心街における抗議者と機動隊の間の激しい衝突の後のことである。そもそも事態はベンアリ氏が2014年の満期終了後、辞任する旨を発表した後に発展した。暴動はシディブジッドの中心街からはじまり、他の地方、そして首都チュニスまで広がりながら数週間続き、ベンアリ氏は国外に追いやられた。Twitterやブログ上では数多くの反応が見られる。