· 7月, 2010

記事 市民メディア from 7月, 2010

マラウィ:ベアフットカレッジのソーラー発電技術者たちがアフリカの僻地電化賞を受ける

日本に住むブロガーであるクレメント・ンタンバザル(Clement Nthambazale)は、太陽光発電プロジェクトがアフリカで最も大きな僻地電化賞(Rural Electrification Award)を受けた事について書いている。マラウィ中部のサリマにあるChimonjo村でこのプロジェクトが実施され、村人たちの生活には新たな側面がもたらされたのである。

東南アジア:セックスとウェブサイト検閲

  2010/07/26

インターネット・コンテンツの規制は、今日では民主化運動に対する対抗手段と考えられているが、東南アジアの政府当局は淫らな性行動の蔓延から若者を救おうという使命感を前面に押し出すことで、それを正当化しているようだ。

タイ:首相の携帯メール事件

  2010/07/25

2008年12月18日にタイの携帯ユーザーが新首相アピシット・ウェチャチャワからテキストメッセージを受け取った。タイ貢献党の広報担当官プロンポン・ノッパリットは、アピシットは法廷で国立反腐敗委員会(NACC)にこの件の調査を要請している。

アフリカ軍がフランス革命記念日のシャンゼリゼに

フランスが7月14日にシャンゼリゼ通りで執り行われるパレードに、元植民地だった国々の軍隊を招待したことが、アフリカのブロガーたちの間で物議を醸した。多くの人びとが、元植民地国を招待する意義と、なぜ多くの北アフリカの国が招待されなかったことについて、疑問を投げかけている。

マケドニア:バナナ共和国への10ステップ

  2010/07/10

Okno.mk ポータルのコラムニスト Kopach は「バナナ国家を運営する10の方法」という題名のリストを発表した。このリストのリンクはフェイスブックやツイッター、それにコーヒーやビールなどの地域のメディアを介して広く行き渡った。

マリ:渦中の審判判定に対するサッカーファンの反応

ワールドカップに審判判定の論争は付き物である。2010年のワールドカップでいまのところ印象的なのは、マリ人審判コマン・クリバリがアメリカの選手エドゥのゴールを認めなかった件だろう。このゴールが認められれば、アメリカはスロヴェニアから奪った2ゴールからさらなる返り咲きをすることができたはずだった。試合終了のホイッスルが鳴ると同時に、掲示板で、またはフェイスブック上でクリバリ審判のワールドカップへのさらなる参加のとりやめを要請するページを127件も作成したり、同審判のウィキペディアの項目に批判を書き込むなどしてブロガーたちは怒りを表明した。ブロガーたちだけでなく、ジャーナリストたちもクリバリの判定が問題になったのはこれが初めてではないことを指摘し、参戦した。