記事 市民メディア from 4月, 2011
中国: 逃げ出す大富豪たち
中国の巨大銀行が行った最新調査によると、多くの中国人大富豪が過去2年間で資産を海外に移し、海外で市民権を取り始めたことがわかる。もし中国がそんなに悪いところなら、資本や有能な人々が海外に出てしまい、中国がさらに悪化するのではないか、と考える者もいる。
コロンビア:高校生が性の多様性について語る
コロンビア西部アンティオキア県の県都メデリンが高校における性的多様性への認知度を上げるキャンペーンを始めた。運動には一部、様々な学生が自らの経験を語るインターネット動画が含まれている。
日本:「ソーシャルメディアがもつ光と闇」
緊迫した状況下で、うわさが氾濫するのは人間の常であるが、ソーシャルメディアツールは、その状況をさらに深刻にさせる諸刃の剣となり得る。長谷川恭久氏は、自身のブログの「ソーシャルメディアがもつ光と闇」という記事において、ソーシャルメディアの使われ方と、マスメディアを消費することを比較し、分析している。
福島: 吹き上がる批判と憤り
原発の運営をする東京電力とその監視をする政府に対する抗議行動は、最近までは比較的落ち着いていたが、様相は一変した。しかし、自国でさらに大規模なデモ行動を見ている多くの外国人にとっては、疑問が残る。日本人は、今回の人的災害に責任のある会社やその業界、また、これら一切の原因を作った政府を批判するのに、なぜそこまで及び腰なのだろう?
大学で相次ぐ5人の自殺、韓国社会当惑
韓国は今、有名大学で相次いで起きた自殺に騒然となっている。それに伴い、学長が採用したユニークな授業料のペナルティ・システムが、生徒に過度なストレスを与え、死に追いやったとして、非難を浴びている。
シンガポール: 「過保護兵士」に議論
シンガポールの兵士は、戦いの準備ができているのか? これは、若い兵士が、自宅のメイドと見られる人に軍の背嚢を運んでもらっている写真を見て、ネット市民が反応した多くの疑問の中のひとつだ。
カザフスタン:ブロガーが宗教を論じる
カザフスタンは明確な宗教政策を持たないため、誰もが自分の信条を持つ権利があるというのが当たり前になっている。20年前と同様、誰もこの数多くの見方を気にしていない。それは最近ブロゴスフィアに溢れ出た宗教と伝統についての討論からも明らかだ。
ガーナ:Nana Darkoa Sekyiamahのブログ – アフリカ人女性の性についての話し合いの場
過去2年間、Nana Darkoaのブログ「Adventures from the bedrooms of African women」は、アフリカ人男女のあいだの性について、本音で過激な議論が飛び交っている。
エジプト:タクシー運転手、Facebookを通じてカメラの持ち主を見つける
もし落とし物のカメラを拾い、それを持ち主に届けたいとしたら、あなたはどうするだろうか?あるエジプト人のタクシー運転手は、すぐに結果がでるインターネットを活用し、エジプト式の方法で届けることにした。
コートジボワール:国営テレビ局を掌握しているのは誰か?
現在、コートジボワールの国家テレビ局(RTI)を掌握しているのは誰かという疑問に対して混乱が渦巻いている。