· 5月, 2012

記事 市民メディア from 5月, 2012

台湾:故郷を愛する人々を襲う30年の『悪夢』

  2012/05/31

昨年日本で起きた 福島での原発事故 後、 台湾ではますます多くの人々が原発によって引き起こされるさまざまな問題に気付き始めた。最も深刻な問題の一つは、タオ族 が代々住み続けてきた 蘭嶼(台湾本島の南東沖にある周囲40kmの孤島)に貯蔵されている放射性廃棄物の問題である。

グアテマラ:地域活性化を手助けするペダル動力マシーン

グアテマラに本拠地を置くMaya Pedalは、中古自転車の新しい使い道を研究している団体である。修復可能な自転車は、グアテマラの道々で安価な交通機関として生まれ変わり、自転車としての役目を果たさないものは、水を汲み上げる、トウモロコシをすりつぶす、(材料を)かき混ぜる、ナッツの皮を除く、屋根瓦を作る、などの市民の日常仕事を手助けする機械へと変身する。

ノルウェー主催、先住民報道に贈る初のジャーナリズム賞

  2012/05/30

権威あるノーベル平和賞の授賞式が、ノルウェーで開催されていることは広く知られている。今月(2012年3月)29日、スカンジナビアのその国で、もう一つの注目すべき、しかしほとんど知名度のない、世界先住民テレビ局ネットワーク (WITBN) のためのジャーナリズム賞の授賞式が初開催される。

インド:タミル・ナードゥ州の反原発運動への弾圧

  2012/05/30

インドのタミル・ナードゥ州のクダンクラム原子力発電所の稼働開始に対し、抗議の声が高まっている。地元政府は抗議活動を弾圧して大勢を拘束する一方、原発周辺での集会を禁じるなどしてさらなる抗議活動へのけん制を強めている。

ジャスティン・ビーバーは、地理の勉強が必要?

  2012/05/29

新曲の製作過程について話している中で、ビーバーは、「どこかよく知らない国」でレコーディングをしたと発言した。 「どこかよく知らない国」とはインドネシアのことであった。多くのネチズンや、地元のファンまでもがこの発言に憤慨した。

中国:絶滅の危機に瀕するスナメリ、その死の理由は?

  2012/05/22

2012年3月以降、湖北省および湖南省にある洞庭湖で12頭を超すスナメリの死骸が見つかっている。スナメリはジャイアントパンダ以上の希少種だ。中国のミニブロガー達は状況の最新情報を交換しながら、絶滅の危機に瀕しているスナメリの死の理由を究明しようとしている。政府がいまだ死んだスナメリの数を確認せず、救済計画も発表していないためだ。

パキスタン:我々の土地にゴミを捨てるな!

  2012/05/20

パキスタンは過去数十年、プラスチックや医療用廃棄物のゴミ捨て場となっている。この国の人々はそのことに無関心だったゆえに、長い間有害な病気にさらされ続けているのだ。Faisal Kapadiaがネチズンの反応を紹介している。

ペルー:ペルー沖でイルカが謎の大量死

今年になってからイルカ3000頭の死骸がペルー北部の沿岸一帯で見つかっているというニュースは、世界に衝撃を与えた。市民と活動家がSNSサイトを利用して情報を提供し、このイルカの死を人々に伝えた結果、原因の調査が行われることになった。