· 8月, 2012

記事 法律 from 8月, 2012

ミャンマー西部で発生した暴動に対する見解

  2012/08/22

ミャンマー西部、ラカイン州での暴動事件によって、数十人の死者が出、二千以上の家屋が全焼、三千人以上の住民が非難を余儀なくされている。この事件はだれの責任なのか?人種差別や憎悪を広めるためにインターネットはどのように使用されたのか?この複雑な問題に関する一般市民の意見はどういったものだろうか?

チュニジア:オンラインプラットフォームで警察官の横行を監視

Yezzi は警察の横行や不正をレポートするチュニジアのコラボレーション・プラットフォームだ。長年、チュニジアでは警察が腐敗し、権力乱用は見過ごされ、処罰を受けることもなかった。国民はこのような間違った行いについて内輪で話すことはあっても、公の場で公正を訴えるのはごくわずかの人だけであった。Yezzi の目指すのは、その環境を変えることである。

ロシア:人権活動家、精神病院収容を迫られ国外に逃亡

ブロガーであり、カレリア共和国の青少年人権グループのリーダーである人物が、ネット上でロシア正教会を批判する発言をしたことを理由に、検察による数ヶ月間の尋問を受けた。検察は尋問の中で彼を精神病院に拘禁すると脅し、これを恐れた彼はロシアからポーランドに逃亡した。その全貌をAshley Cleekがレポートする。

中国:2012年だけでネチズン逮捕者5千名以上

GV アドボカシー  2012/08/10

中国本土の報道によると、北京市委員会と同市公安局は夏期休暇期間中のインターネット上における言論統制に関する対策会議を7月24日に行った。北京市公安局長である傅政華氏は報道関係者に対し、公安局は、違法取引、流言の流布、そして政党、政府指導者、政治体制へオンライン上で行われる非難に関する取締りを強めると語った。 警察は、夏期休暇期間中に加えた7月末から8月末にかけて、若者の健全な精神を保つため健全かつ文明的なネット環境を整えるための行動をとる。これまでで北京公安局は、239の主要なソーシャルメディアのプラットフォームに警察のアカウントを設置している――オンラインという仮想世界に警察の力を及ぼすためだ。現在の大きな取締りのターゲットは違法ネットカフェだ。 2012年だけで、北京市公安局はオンラインの取り締まりシステムを用い、刑事犯罪として3961件を取り締まり、5007名の容疑者を逮捕している。それに加え、36万6千のネット上の情報を削除し、7549のオンライン会社を処罰している。 公安局は、有害な情報を流布しているウェブサイトを閉鎖し、ブラックリストに載せるつもりだ。 違法取引に関する活動、流言流布、政党・政党指導者・既存の政治体制の批判に関する行動は、軽微なものは公に警告を与えられるが、重大なものは既存の法律と規制により罰せられる。 北京市公安局はさらに110番ホットラインを設置し、インターネット利用者たちがオンライン上の違法活動を警察に報告するよう奨励している。 校正:Maiko Kamata

メキシコ:議会がACTAを否決

メキシコ上下院両議会は2012年7月18日に採択した決議で、条約「ACTA」へのメキシコの署名を無効化するよう、同国の新大統領エンリケ・ペニャニエトに要請した。同条約については、メキシコ上院と電気通信委員会がその条文について強く拒否していたにもかかわらず、この否決に先立つ1週間前に、駐日メキシコ大使クロド・ヘレルが署名していた。

キューバ:変わらない経済と政治

  2012/08/01

社会主義国キューバでは、個人事業者の復活を促す改革が行われている。このような経済改革が政治的改革をももたらすのか、ブロガーたちが見守っている。