· 2月, 2012

記事 写真 from 2月, 2012

南アフリカ:学生の反人種差別ポスターが議論を巻き起こす

DASO(学生民主連盟機構)は論争の的となっているポスターを公開した。そのポスターはDASOが行っている人種差別反対キャンペーンの一環である。「将来、こういう光景を見ても振り返らないだろう」と記されたポスターには、人種の異なる2人のカップルが裸で抱き合っている姿が写し出されている。 このポスターはフェイスブック、ツイッター、ブログ上で大きな議論を巻き起こし、ポスターの改変版が流行した。

ブラジル:カーニバル期間中の公共スペースへの権利を求め市民が抗議運動

ブラジル、サルバドール市のカーニバルは世界最大規模の路上祭りの一つである。 しかし市民は、過剰な商業化と民間企業による公共スペースのカーニバル用観客席への変換にうんざりしている。 FacebookやTwitterを通して抗議活動が企画された。1月14日に民間企業に道から観客席の施設を撤去するように求める抗議 が行われた。

ミャンマー(ビルマ):どっちつかずで

  2012/02/12

ノーベル平和賞受賞者でビルマの野党主導者であるアウン・サン・スー・チーはダボスで行われた世界経済フォーラムで演説をし、国際社会に対してミャンマーへのさらなる支援を呼びかけた。このような取り組みは難民や国内避難民にとって特に重要なものとなるだろう。

プエルトリコ: 想像と創造の世界が移動中

マサチューセッツ州ボストンのVilla Victoria Center for the ArtsでCarry On: Puerto Rico Inspectedが開催されてからそれほど日が経っていない。キュレーターや芸術家は、アメリカや他の国でのプエルトリコのアートの展示を妨げている障壁を、ポータビリティ(携帯性)という概念を通じて乗り越え、新たな繋がりを創りだした。

ポーランド:激しい抗議の中、政府はACTAに署名予定

秘密裏に進む交渉に対する大規模なインターネット上の抗議と論争にもかかわらず、ポーランドの行政・デジタル相ミハウ・ボニは、ドナルド・トゥスク首相との会談の後、政府が計画通り1月26日に偽造品の取引の防止に関する協定(ACTA)に署名する予定だと認めた。Katarzyna Odrozek がレポートする。