記事 東アジア from 2月, 2012
オンラインハイライト:2011年 ポルトガル語圏の国々より
2011年、ポルトガル語圏の多くの国々でブロガーや活動家が連携、情報を翻訳し、世界中のブログや市民メディアを通じて発表した。本記事では、昨年、グローバルボイスで取り上げたポルトガル語圏の記事から、ハイライトをピックアップする。
フィリピン:ツイッターで話題となり批判を呼んだハッピー・リサール・デイ
去る12月30日、#ハッピー・リサール・デイがツイッター上で話題となった。この日は、フィリピンの国民的英雄、ホセ・リサール博士の命日を記念する祝日である。彼の命日を祝って、「ハッピー・リサール・デイ」と挨拶することに、多くの人が批判の声をあげている。
ミャンマー(ビルマ):どっちつかずで
ノーベル平和賞受賞者でビルマの野党主導者であるアウン・サン・スー・チーはダボスで行われた世界経済フォーラムで演説をし、国際社会に対してミャンマーへのさらなる支援を呼びかけた。このような取り組みは難民や国内避難民にとって特に重要なものとなるだろう。
マレーシア:「Blog Action Day 2011」食がテーマ
今年のBlog Action Dayでは、世界中のブロガーが食べ物について議論した。マレーシア人も多く参加し、各々のブログにさまざまな形で記した。自分の好きな料理について書いたり、いいレストランを勧めたりする者もいれば、世界の飢えや貧困へ思いをはせる者もいた。
11-11-11: カメラを持って、生きる今をとらえにいこう
11年11月11日までほんの数日、まさにその日は世界中の人々が映像や音楽で生活を記録して過ごすだろう。11 ElevenProjectやOne Day on Earthに参加しよう、世界に自分の足跡をとどめるために。
中国:ツイッターの自主検閲決定に心配はなし
ツイッターは今週、自社がユーザーを持つ様々な市場において、国際的な利益のためにその地で禁止されているコンテンツの検閲を開始すると発表した。中国では2年以上の間ツイッターは規制されているが、それでも多くのユーザーがサイトに頻繁に出入りしている。あるヘビーユーザーは、その決定は大したことにはならないだろうと主張する。
ミャンマー:ネチズン、BBCに謝罪を要求
ミャンマーのネチズン数人が、BBCが公表した民族集団の分布地図に対し、謝罪を要求している。BBCは地図を訂正したが、未だ正式な謝罪はなされていないと主張している。
中国・香港:列車内での口論が香港-中国間の論争に発展
香港の列車内で中国本土の旅行客が飲食をし、それを咎めた乗客との間でトラブルとなった。香港で中国政府の影響力が拡大するなか、中国本土と香港の間では数々の論争が巻き起こっている。この一件はその最も新しい事例である。