チリ:M8.8の大地震発生

現地時間の午前3時34分に、チリのマウレ州沖でM8.8の地震が発生した。震源から325キロ離れた首都のサンティアゴでも揺れが感じられた。各地で大きな被害が報告されており、被害者の数は増え続けている。また地域では、一日を通して余震も起きている。

地震発生の直後にFranciscoによってブログTerremoto Chile [es] (地震チリ)が立ち上げられた。地震発生後に市民は何をするべきか忠告するとともに、様々なTwitpicの写真を集めてリンクしている

被害を受けたサンティアゴのNuestra Señora de la Divina Providencia教会 撮影:Julio Costa Zambelli クリエイティブ・コモンズ・ライセンスにもとづき使用

被害を受けたサンティアゴのNuestra Señora de la Divina Providencia教会 撮影:Julio Costa Zambelli クリエイティブ・コモンズ・ライセンスにもとづき使用

震源地近くでは、Diarios Ciudadanos [es]の一部である市民新聞El aMaule [es]のRobinson Esparzaが、地域および全国の最新ニュースを更新している。コメントの中には、電気や電話に影響が出ている首都圏外の地域にいる家族を心配するものが多く、電気や電話に影響が出ている地域にいる家族や友人と連絡を取ろることが難しくなっている。Ign. Rodríguez de R. (@micronauta) は、その苛立ちについて書いている:

tratando horas d comunicarme con familia en Valparaíso, la red fija telefónica VTR es desastrosa, no se les debería permitir dar servicio :@

何時間もバルパライソの家族に連絡を取ろうとしている。VTR社の固定電話線はひどい。彼らにはサービス提供させるべきではない。

ブログTerremoto Chileに投稿している人びとは、家族を探しているツイッターのユーザーからの情報が集められ再送されるAyuda Chile [es] (チリを助けよう)というツイッターのアカウントを作った。Pablo González Carceyのようなツイッターユーザーは、Daniela Alvaradoのようにチリにいる兄弟と連絡が取れない人びとのために親戚に電話をかけることを買って出ている。彼のフォローアップ

@DaniAlvaradoA hice los llamados y tu familia esta bien! Abrazos

@DaniAlvaradoA あなたの家族に電話したら、無事でした!

日が明けると、インターネット上には被害を伝える写真がさらに現れてきた。Claudio Olivaresはサンティアゴを歩き回って、被害状況を調べ、写真をOwlyに上げている。Costanza Camposも、被害を受けたサンティアゴのいくつかの教会の写真を撮っている。

YouTubeユーザーのFranciso Vivallo Sainzは、サンティアゴのラス・コンデス地区にあるBilbao Towersの崩れた土台を撮影した

太平洋津波警報センターは、太平洋沿岸地域に津波警報を出している。

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