インドネシア:火山噴火避難民、いまだ救援を要する

インドネシアの東ヌサ・トゥンガラ州、フローレス島にあるロカテンダ火山噴火は、シッカ県からの約3,000人の避難民にいまだ影響を与えている。

ロカテンダは、この2月に噴火した。自然災害の後も、住民は決心がつかず、家に帰れないでいる。

Rokatenda artwork by Rara W (@jamduapagi)

@jamduapagによるロカテンダの画像 使用許可済み

グローバル・ボイスに送ったメールを通して、マウメレ教区にいるヒルデ・タンガ神父は、ロカテンダ山の周辺の住民が、まだパルエ島の避難所で暮らしていると述べた。火山活動は落ち着いたが、依然として火山灰が噴出し、少しの揺れを伴う小規模噴火が続いている。

諸島中から集まった人道的支援が確実な効果を生むよう、今一度インドネシアの複数のオンラインネットワークが互いに連携を行った。

ブロガーやソーシャルメディアのユーザーは、ツイッターやフェイスブックを通して、噴火に関する情報を積極的に素早く伝えた。ツイッターでは、ハッシュタグ#Rokatenda#KupangBagarakが使われた。さらに彼らの一部は、人気のあるBlackberry Messengerを使って、ニュースを放送した。

東ヌサ・トゥンガラ州のブロガーのコミュニティであるFlobamoraは、非常に足りない避難民への食糧を継続的に送るだけでなく、現場から新しい情勢を知らせるために時間とエネルギーを捧げた。ロカテンダについての最新情報は、Flobamoraのツイッターのタイムライン、あるいはフェイスブックのページで読める。

Christian Dicky Senda氏は自身のブログNaked Timurで、災害の起こった後、ソーシャルメディアのユーザーが行った貢献について意見を述べた。

Bencana yang memicu terjadinya gelombang pengungsi ke kota Maumere dan Kec. Maurole di Kabupaten Ende ini memang harus membutuhkan perhatian kita, ketika pemerintah daerah sendiri terkesan abai dalam hal tanggap darurat, maka kelahiran gerakan baru di media sosial seperti Twitter, Blog dan Facebook saya rasa adalah sebuah keniscayaan baru yang baik. Ini terkait nyawa ribuan orang, tak bisa juga kita berlama-lama atau berdiam diri saja.

[…]

Siapa sangka bahwa dari status Facebook, Twitter, BBM atau menulis kisahnya secara lengkap di blog, orang-orang secara sukarela menyodorkan bantuannya. Di beberapa kota seperti Ambon, Kupang, Soe dan khususnya Ende sebagai kota dengan member Komunitas Blogger NTT terbanyak kemudian mencetuskan aksi-aksi solidaritasnya.

避難民は、私達の手助けを必要としている。行政機関が人道的な対応について知らないならば、ツイッターやブログ、フェイスブックなどの新しいソーシャルメディアでの活動が、非常に重要だと思う。何千もの命が巻き込まれた。私達は、のんびり怠けたままではいられない。

[…]

フェイスブックの近況やツイッター、BBM (Blackberry Messaging)によって、あるいはブログに書くことで、人々がボランティアや支援提供をしたい気持ちになるとは、誰も思っていなかった。大部分のFlobamoraのメンバーがいる、アンボンやクパン、ソエ、とりわけエンデのような都市では、団結した行動が始まった。

2013年2月3日の大噴火が起こるかなり前の2012年11月頃から、多くの住民が村を後にしていた、とFlobamoraのブログには書いてある

Gunung Rokatenda terletak di sebuah pulau kecil bernama Pulau Palu’e. Pulau ini masuk dalam wilayah administratif Kabupaten Sikka tapi letaknya justru di depan pantai di wilayah Maurole, Kabupaten Ende.

[…]

Ada sekitar 11.000 penduduk di sana dan pengungsi yang tercatat baru 2.000 jiwa saja.

Kenapa ada penduduk yang memilih tidak meninggalkan Palu’e? Karena terikat perasaan dan tradisi.

ロカテンダ山の位置する小さな島は、パルエと呼ばれる。シッカ県内の島であるが、ちょうどエンデ県のMaurole地域の浜辺に面している。

[…]

そこには11,000人が住んでおり、移動の記録があるのは2,000人だけだ。
なぜ多くの人がパルエに留まることを選んだのか。
彼らは、その土地に愛着を持ち、伝統に結びついているためである。

栄養失調、呼吸器感染症、マラリア、下痢が緊急避難所に住んでいる人々を苦しめている。行政機関からの人道的支援を利用することは、困難である。そのため住人の何人かは、この1月に抗議活動を行った。しかし一部の抗議者の逮捕が出ることとなり、抗議活動は順調には終わらなかった。

地方選挙の準備による配給問題、そして清潔な水や食糧の貯蓄が限られているために、避難民に支援業務の問題が起きている、とマスコミは報道した

避難民への支援業務と寄付についての情報は、ツイッターのハッシュタグ、#Geser #Rokatenda#1mugberas#Kupangbagarakを使って手に入れることができる。

校正 Rie Ihara

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