中国: 真の友好国はいない?

3月2日の議会公聴会で米国務長官ヒラリー・クリントン氏は、米中関係についていくつか単刀直入にコメントを述べた。アメリカと中国は、国際的な影響力の面に関して直接的に争っているばかりではない。中国は人道的価値観を無視することによって、この競争で一歩抜きん出ている。それはクリントン国務長官のコメントにも表れている。

道徳とか、人道主義だとか、私達が良いことだと信じていることはひとまず横に置きます。率直に、つまり現実的政治について話しましょう。アメリカは中国と競争関係にあります。巨大なエネルギーの宝庫、パプアニューギニアを例にとって、ルーガー上院議員の鋭いご指摘に答えますと、これはエクソンモービルが生産しています。中国は常に、どうしたら我々に追いつけるか、どうしたらアメリカを出し抜けるかと、あらゆる手を使ってきています。残念ながら現在のフィジーは独裁政権に治められていますが、中国はその政権を支援しています。そしてこれら小さな太平洋諸国の首脳陣を全員北京に呼び、大いにもてなしているのです。

つまり、たとえアメリカがこれらの問題から手を引いても、世界でのリーダーシップを維持するにあたって問題は生じないと考える人がいるとしたら、それは、中国と競い、イランと競うことになるこの世界においては、間違いです。私は、人道主義ですとか、道徳ですとか、我々は良いことをしているという、そして功績が認められている価値観に基づいて、そう強く訴えたいと思います。同時に、戦略的な面からも考えたい。これは、非常に重要です。

中国は金に物を言わせる外交を駆使して独裁政権と付き合っているが、これは長期的にも効果があるのだろうか?効果はない、と考える者もいる。Vikas Kumarは2010年11月に公共政策ブログEast Asia Forumでこれについて論じている。 Kumarは皮肉にも、ソ連対抗のためにアフガニスタンでイスラム過激派を支援したアメリカの政策が裏目に出たことを引き合いに出した。中国はこの点についてアメリカの経験から学んでいないとし、イランやミャンマーなど問題の多い政権を後押ししても、結局は中国自身を悩ませることになるだろうと主張した。

4つの点で、これらの国は中国の悩みの種になる。1点目。パキスタンが最近アメリカとって非常に重要な課題を突きつけたように、これらの国も、気候変動などの世界的に重要な問題から中国の注意をそらすだろう。第2に、将来的に中国が人道的に振舞うよう圧力をかけてきた場合、これらの国は即座に中国と敵対する勢力に加担するだろう。第3。中国国土の約65パーセントは少数民族の住む地域だ。これら少数民族はほとんどの場合、漢民族に完全に制圧されてはおらず、各地で緊張が続いている。この背景から考えると、予想のつかない動きをするミャンマーが、国境をまたいで隣接するチベットの少数民族の独立を支援することも考えられないことはない。また、パキスタンに拠点を持つ、あるいはイランの援助を受けたイスラム過激派はまだウイグル自治区への大規模な攻撃をしていないが、だからといって将来に渡ってなにも起こらないとは限らない。4つ目。政治的抑圧や経済的困窮によって、これらの国から難民が発生する可能性がある。北朝鮮やミャンマーの国内情勢が悪化した場合、中国は何百万人もの難民を受け入れるはめになるかもしれないのだ。

より広く見た場合、中国がならず者政権を支援するということにより、少なくとも3つの点で世界に影響がある。まず、そのような政権が他の国においても出現してくる可能性が高まるということ。国際的な制裁に期待される効果が減り、結果としてそのような政権に対抗する国内勢力の力を削ぐことになるからだ。国内の対抗勢力が弱まれば国際社会が行使できる手段も限られ、さらにそれが国内の対抗勢力に否定的なメッセージを返すことになり、究極的には低水準均衡の罠のごとく、どちらも影響力を持たない水準に落ち着いてしまうということになる。
2点目。ならず者政権に近接する国々は、中国の影響を国境で止めるために宥和政策に従うほかなくなる。ならず者政権を結果的に下支えすることになり、更には国際的な制裁の効果が期待していたほどは見込めなくなる。こうなると、国内で政権に異論を唱えていくのがよりコスト高になる。インドが密かに、しかし揺るぎなくミャンマーの軍事政権を支援しているが、その良い例だ。
最後に、中国の囲い込み政策を受けている国は、遅かれ早かれ、中国の近隣で同じやり方をするだろう。悪循環のでき上がりだ。

もしこれら政権を支持することで問題が多発するのであれば、なぜ中国政府はこのような政策を推し進めるのだろう?2010年10月に発行されたCaing Magazine記事では、この外交政策は共産党の生き残りと関係があるとしている。中国は自由主義世界に対抗するため、金に物を言わせる外交を通じて反自由主義陣営を育ててきた。これにより、誤った敵対感情が作り出される。つまりこれが、国内で自身の正統性を支えるために党が使う戦術なのだ。

有人说中国大陆的当权者真傻,用钱买气受。其实,统治者从来都不傻。无论是毛时代中国外援高达国家财政总支出的6.92%,名列世界榜首,还是最近中国在朝鲜、非洲大搞无偿贷款、巨额投资等,当局之所以这样处心积虑的做,都是为了在国际社会争得一席之地,以巩固其统治,以牺牲本国民众利益为代价,为其在联合国舞台上争取一点点话语权。中国权贵阶层需要在国际上豢养一帮小喽啰,为其生存危机壮胆吆喝;因此,官方的外援有着内在需求的必然性。

中国の指導部はバカだという者もいる。金を使って自分にトラブルが降りかかってくるのだから。だが、中国指導部はバカでもなんでもない。毛沢東の時代、中国は国家予算の6.92パーセントを諸外国の援助のために使った。割合で言えば世界一だ。現在中国は、北朝鮮やアフリカ諸国に対し無条件で巨額の投資や融資をしている。中国国民が負担しているにもかかわらず、自国の国際的影響力を高め、その結果、国内での支配力の強化につながるという、極めて注意深く練られた計画だ。発言力を持つためには、中国に共感する同盟国を育てる必要がある。したがって、これら政権に対する公式な支持は、国内の政治から始まったことなのだ。

为了让中国人盲目维护既得利益集团,而不倾向于自由社会,既得利益集团就制造一个“反华势力”的名词,然后几十年来不断的通过歪理和谎言强化这个概念。其目的就是欺骗人民,在人们心目中制造一种中华民族和国际社会的对立,让中国人从内心自觉的不接受其它国家的自由理念,不接受西方社会对中国人权的关注,不认同全世界对既得利益集团暴政的谴责,从而使政权得以苟延残喘。

独裁国家の既定利益集団に対する中国国民の盲目的な支持を確実にするため、中国政府は自由社会に進むのではなく、「反中勢力」という言葉を造語した。 それは何十年にも渡る嘘で強化されたものだ。
目的は、市民を欺き、中国民族と国際社会とが敵対しているというイメージを作り出すことだ。よって、一般の中国人は自由主義的価値感や、中国の人権侵害に対する西側諸国の懸念、他の独裁政権への批判に対して意識的に拒否反応を示す。結果として、中国の独裁政権の支配は続くのだ。

最近のリビアでの争乱を受けて、中国は2月27日、カダフィ政権に制裁を加える国連安保理決議を支持した。ウォール・ストリート・ジャーナルの解説では、「中国政府がなぜカダフィ氏への制裁を支持したのか、その真の理由ははっきりしない」と論じられた。なぜなら、「中国は通常、ジンバブエやミャンマーなど、他の政府が人権侵害をしているとしてターゲットとなることを妨害しており、例えばジンバブエ、ミャンマー、スーダンに対する制裁決議においては拒否権を行使した」からだ。

中国人ブロガーYan Changhaiは最近のブログ記事で、制裁を承認した中国政府について肯定的意見を綴った。ただ、国連決議のたった2日前、在リビアの中国大使がカダフィについて以下のように書いているのを指摘している。カダフィは「独特な、革命的理想主義者」で、「質素な生活」をし、「酒やタバコに手を出さず」、「社会の平等を強調」し、「自国とアラブの人々を愛して」いる。Changhaiは中国大使の考え方を批判しつつも、より倫理的な政策に立ち返るきっかけになれば、と期待を寄せた。

一个代表着国家的驻外大使,竟然如此颠倒黑白,胡说八道,让国际社会如何看待中国这个国家?又如何对待这个国家的政府?而中国的人民,了解真相后,由如何看待自己的国家?如何对待政府及其官员?又如何放心将国家的管理大权交付到你们这些人的手里?!如果是出于政治利益需要,也要学会审时度势!至少,不要编造谎言,不要毫无诚信,不要置自己于道德沦丧的死地。

中国を代表する大使が、なんていうウソ、デタラメを吐くんだ!国際社会が中国や中国政府をどう見ると思っているんだ!もし中国国民が本当の事を知ったら、自分の国や政府、役人をどう思うだろう?こんな役人達に権力を握らせていていいんだろうか、と思わないだろうか?現実的政治のせいだというのであれば、注意深く状況判断することを学ぶべきだ!少なくとも、自分の信用を失墜させたり、自分を道徳的破綻に陥らせるようなウソをつかないことだ。

现在,政府决定制裁卡扎菲,说明政府的政治伦理的回归,值得喝彩。但之所以“这种努力只是一个开始,拨乱反正的任务还很艰巨”,就在于长期以来的僵化思维和固定模式的贻害深广,中国驻利比亚前大使的文章逆历史潮流而动,就是典型的例子。政府要做的努力还很繁重。但无论怎样,只有有了开始,就会有好的结果。而站在人民一边的人民政府,相信是绝大多数中国老百姓的愿望与期待。

政府はカダフィ政権に制裁を加えると決定した。これについては拍手してもいい。だがまだ、軌道修正の長い道のりが始ったに過ぎない。長い間、中国の役人は凝り固まった、常に一定の考え方に捕われてきた。中国大使が書いたリビアについての文章が典型だ。まだまだやることはある。なにがどうであれ、我々は正しい道を歩み始めた。国民とともに歩む政府こそ、中国国民のほとんどが期待し、望む姿なのだ。

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