GVについて

GVについて

グローバル・ボイスは 300 人を超える世界中のブロガーや翻訳者からなるコミュニティで、国際主流メディアには取り上げられない意見に重点を置き、さまざまな地域のブログや市民メディアの記事を届けるため力をあわせています。

グローバル・ボイスは、オンライン上で交わされる対話を集約・選択・拡大し、他のメディアが注目しない場所や人びとに光を当てることを目指します。あらゆる場所の意見をあまさず伝えるため、役にたつような道具・仕組み・結びつきを作り出そうと努力しています。

世界中で無数の人々がブログを書き、ポッドキャストを流し、写真・ビデオ・情報をアップロードしています。しかし、どれを見ていいかわからなければ、信頼できるまともな意見を探すのは容易なことではありません。GVO のグローバルなボランティアライターエディターのチームは、積極的にブログ界に参加し、記事にまとめています。

グローバル・ボイスはオランダで非営利団体 Stichting Global Voices として法人化しました。オフィスはありませんが、複数のタイムゾーンをまたがる仮想的なコミュニティとして、機会が生じたとき(大抵はサミット期間)にしか直に会わずに働いています。わたしたちは助成金・スポンサー・編集の委託寄付で費用をまかなっています。

GV日本語の位置づけについては、グローバル・ボイスの仕組みをご覧下さい。

詳しくはこちらのリンクで

  • ノースイースタン大学の学生ジャーナリストのミシェルさんが作成したGVを紹介する動画

グローバル・ボイスのプロジェクト

グローバル・ボイスは、Lingua プロジェクトのメンバーのボランティア翻訳者によって 15 以上の言語に訳されています。さらに、グローバル・ボイスは、意見が検閲される地域に住む人たちが、オンラインで発言するための支援ウェブサイトやネットワークを持っています。また、グローバル・ボイスには、社会の主流から取り残されたコミュニティが、市民メディアを通して声を届けるための救済プロジェクト Rising Voices もあります。

プロジェクトに関する詳しい情報はこちらで。

グローバル・ボイスの歴史

グローバル・ボイスは、2005 年に、元CNN北京支局長および東京支局長のレベッカ・マキノンとアフリカ専門家の科学技術者であるイーサン・ザッカーマンが、インターネットが社会への与える影響を研究するハーバード大学バークマンセンター(Berkman Center for Internet and Society)でフェローをともに務めていたときに創立しました。プロジェクトのアイデアは 2004 年 12 月にハーバードで複数の国のブロガーがミーティングを開いていたときに生まれました。最初はシンプルなブログだったのです(ミーティングの報告書とポッドキャストへのリンクです)。

バークマン・センターの賛助、ロイターの支援、マッカーサー基金(MacArthur Foundation)、そして協力者のエネルギーと創造性のおかげで、グローバル・ボイスは急速に広まりました。

グローバル・ボイスの主な目的

国際英語メディアが、多くの世界市民にとって重要なことをないがしろにする中で、グローバル・ボイスは市民メディアの力を増幅することにより、メディアの注目の偏りをすこしでも正すことを目的にしています。わたしたちは言論の自由を信じています。そして、人々の間の溝に橋を渡すことの意義を信じています。

私たちは以下のようなことを実現したいと考えています。

  • テキストや写真、ポッドキャスト、ビデオなどの、草の根の市民メディアにリンクを張ることで、市民メディアから生まれたとても面白い対話や視点に、興味をもらいたいと思っています。
  • トレーニングやオンラインのチュートリアル、加えて世界中の人々が安全にオープンソースでフリーのツールを自己表現のために使う方法を公開することにより、市民から新たに声が生まれるよう、支援しています。
  • 世界中の表現の自由を支援し、検閲や訴訟を恐れずに市民ジャーナリストが事件や見解を発信する権利を守っています。

さらに詳しく知りたいかたは、FAQ をごらんください。

お問い合わせ

お問い合わせは、japanese|at mark|globalvoices.org (|at mark| を@に置き換えてください)にどうぞ。なお、お問い合わせの際には、次の情報を添えていただけると助かります。

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  • お問い合わせの内容

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