記事 芸術・文化
ロシア語を話すウクライナ人の話は聞きたいですか?
ロシア語を話すウクライナ人は、自分たちの状況をロシアの戦争支持者に伝えようとしたが、その努力は2022年初頭の数か月間でついえた。ウクライナ人ロシア語話者の考えを強く否定し、全く理解しようとしないロシアの戦争支持者と、自分自身がロシア語話者であると言う現実が、苦しみをさらに深くする。
魔界の住民たちがあなたを待つカリブのハローウィンへようこそ
ハローウィンの頃、ミル・フレール(トリニダード・トバゴナショナルトラスト本部)はケイ・ミステ(ミステリー・ハウス)としてカリブの魔界の物話を伝える。
故国から遠く離れても心にしみるクアトロの響き
ベネズエラからの離散者が国境を越える時、クアトロも彼らと共にあった。
チリ軍事クーデターの貴重な歴史的映像記憶を救出した若者たち
クーデター直後の混乱の中、歴史の証言となるフィルムを守り、秘密裏に国外へ持ち出した人々たちがいた。クーデターから50年、ドキュメンタリー「チリの闘い」が新たに修復、公開される。
ムロ語初の文法書を刊行―言語復活の希望の光に
2022年の国際母語デー、この日バングラデシュにおいて特に注目されたのは、消滅が危惧される先住民族の言語であるムロ語初の文法書が出版されたことだった。
インドのトライバル・タトゥーを消滅から守れ
グローバル・ボイスがデリーを拠点に活動しているタトゥー・アーティストにインタビュー。インド諸部族のタトゥーデザインの調査と収集に打ち込んでいるアジェールは語る。
ネパールの希少言語クスンダ語の再生を目指して
研究者で作家のウダイ・ラージ・アーリーは、クスンダ語をただ一人流暢に話せるカマラ・セン・カトリの協力を得て、消滅を危惧されているクスンダ語の再生に取り組んでいる。
ブルガリアの伝統料理を訪ねて 第3回:「忘れられたおばあちゃんの味」編
ドナウ川の近くに位置するアンティモボ村の郷土料理には、ブラフ人とブルガリア人の伝統が入り混じっている。その特異な文化が、国内の観光客だけでなく、ルーマニアやセルビアといった近隣諸国からの観光客をも呼び寄せている。
ウズベク社会をめぐる視覚の旅 写真家ウミダ・アクメドワが選ぶ10の象徴的瞬間
ウミダ・アクメドワは、中央アジアで活動する数少ない女性コンセプチュアル・フォトグラファーのひとりである。アクメドワは、ウズベク社会をめぐり、自身の活動を振り返る10枚の写真を選んだ。
「さらば、ジャマイカ」ハリー・ベラフォンテとその偉業をしのんで
カリプソの王者ハリー・ベラフォンテが音楽、映画、人権、そして黒人の権利に捧げた人生は、どんなに語っても語り尽くすことはできない。